「情報収集はしているのに、なぜかいつも就活や授業で出遅れてしまう、、、」。
その原因は、情報の「量」ではなく、「選び方」にあります。
情報があふれる現代で、その波に溺れてしまうのは、情報の取捨選択のPDCAが機能していないからです。
PDCAの基本概念やマックでの応用術については、こちらの記事で詳しく解説しています!
本記事では、マックでバイトをしている僕が、マック前に働いていた別のバイト先の失敗談などの僕自身の経験に基づき
大学生が就活や授業で本当に役立つ情報を、最短で選び抜くためのPDCA思考を解説します。
読み終えることで、15分で情報の真偽を判断する技術が身につき、大量の情報に振り回されず、作業時間を最大化できるようになります!
大学生が陥る「情報の溺死」|なぜ大量の情報で失敗するのか?
「サークル選び、部活選び、どの授業を取るか、就活の進め方、、、」。僕たち大学生にとって、毎日どこからともなく飛び込んでくる情報の量は、正直、溺れそうになるくらい多いですよね。
SNS、大学の掲示板、先輩の口コミ、就活サイト。
真面目に情報を集めようとする人ほど、「この情報も見ておかないと後悔するんじゃないか」
という不安に駆られ、結局、情報を集めるだけで時間切れになっていませんか?
僕も以前は、情報収集に時間をかけすぎて、「情報の溺死」を経験しました。
その最も大きな失敗が、マックで働き始める前に別のバイトを始めたときでした。
当時の僕は、表面的な情報に飛びつき、「学生が多い」「深夜は掃除メイン」という表面的な情報に飛びつき、都合の良い情報だけを信じ込んだんです。
しかし、現実は全く違いました。
学生はほとんどおらず、深夜になっても常にピークタイム並み。情報とのギャップに耐えられず、わずか2ヶ月で辞めることになりました。
ホームページに記載されている「表面的な情報」に踊らされ、「自分にとって何が一番重要か」という軸が完全に抜けていたんです。
この失敗が教えてくれたのは、「大量の情報を集めた=正解」ではないということ。この問題の根本原因は、情報の「量」ではなく、「情報の取捨選択」と「検証」ができていないことです。
次の見出しでは、この「情報の溺死」から抜け出し、マックでバイトを始めるにあたって僕が実際に起こした行動や思考法を
PDCAに基づいた情報収集の技術を基に解説していきます!
「計画(P)」が情報の成否を決める|正しい情報源を設定する技術
僕がマックの前に働いていたバイトを2ヶ月で辞めた最大の原因は、情報の「量」ではなく、「計画(P)」の圧倒的な不足でした。
あの時自分に都合の良い情報に飛びつく前に、「自分の目的」を明確にしていれば、失敗は防げたはずなんです。
PDCAにおいて、情報収集の成否を分けるのは、間違いなくこの「計画(P)」の段階です。
1. 目標を「具体的」に設定する
まずは、「何のために情報を集めるのか」という目標を具体的に設定します。僕の場合、そのバイト先での失敗から学んだ教訓は、「長く続けられる『環境』が最優先だ」ということでした。
だから、マックを選ぶ際の目標は、「同世代が多く、人間関係が安定している場所」に設定し直しました。
2. 情報源を「信頼性」で分類し、自分の軸と照らす
次に重要なのが、正しい情報源を設定することです。世の中の情報は、「信頼性が高い情報」と「ノイズ(個人的な感情)」に分けられます。
そのバイト先を選んだ際は、「深夜は店内の清掃」という表層的な情報と、「学生が多い」というノイズを信じました。
しかし、マックへの応募を決めた時は違います。僕は「就活に強い」「駅から近い」という情報も得ていましたが、最終的に最も重視したのは、
「同世代(高校生や大学生)が多く、働きやすそう」という、自分の失敗経験から逆算した軸でした。
この「同世代が多い」という情報が、僕にとっての「最優先の一次情報」になったんです。この軸が決まっていたからこそ、ブレずにマックに決めることができました!
そしてまず大事なのは正しい情報収集のための時間確保。
➡時間確保に繋がる時短PDCAのノウハウはこちらでチェックしてみてね!
「実行と検証(D/C)」を高速化|就活で差がつく情報のフィルタリング術
PDCAのP(計画)で軸を定めたら、次は「実行(Do)」と「検証(Check)」です。
情報収集におけるこの段階は、集めた情報を「使えるか、捨てるか」瞬時に判断する「フィルタリング」作業になります。
多くの大学生は、集めた情報を「実行(Do)」しただけで満足してしまいますが、それでは情報の真偽を「検証(Check)」することができません。
僕が情報収集の効率を格段に上げたのは、「就活のオンライン説明会」での情報の検証方法を変えてからです!
1. 資料(Do)よりも会話(Check)に集中する
就活のオンライン説明会では、企業の人たちはだいたいパワーポイントなどの資料を作ってきて、それを見せながら話しますよね。
ほとんどの学生は、資料に書かれた文字を追うことに集中しています。
しかし、僕はパワーポイントよりも、企業の方が話している言葉で情報を取るように意識しています。
その理由は、人は「読む」よりも「自分で考えて話す」方が心地よいからです。
企業の方は、資料に書かれた定型文を読むだけでなく、
「ここだけの話ですが…」
といった形で、資料にない本音や大事なことをポロッと言ってしまう瞬間があります。
2. 瞬時に「重要度」をフィルタリングする
僕が検証(Check)でチェックしているのは、以下の非言語的な情報です。
• 面接で聞かれる内容に繋がりそうなヒント
• 企業の理念に対する個人的な熱量
• 「こういう人材が欲しい」という、資料には書けない具体的な人物像
これらの「話された言葉」から得た情報を瞬時にフィルタリングし、
軸と合致するかを検証することで、「単に資料を見ただけ」の学生とは比べ物にならない、生きた情報を得ることができています。
次は、この情報収集のPDCAサイクルを「一生モノのスキル」に変えるための最後のステップを解説します。
「改善(A)」で思考回路を鍛える|情報収集力をスキルに変える習慣
PDCAの最終段階である「A(改善)」は、情報収集の効率化において、実は最も地味で、最も重要なプロセスです。
P(計画)で軸を定め、D/C(実行・検証)で生きた情報を手に入れたら、その結果を振り返り、次の行動に活かすことで、情報収集力を「知識」から「スキル」に変えることができます。
また、このような取捨選択術はマックで身につけた「客数予測PDCA」が使えます!
➡僕がマックバイトで身につけたPDCAを就活で活かす方法はこちらの記事で具体的に紹介しています。
1. 長すぎる情報収集を「改善」する
僕も以前は、「情報が多いほど安心できる」という錯覚から、何時間も就活サイトや掲示板を見続けていました。
しかし、長々と調べても何が正しいかの取捨選択ができない、という問題に直面しました。
これは、PDCAでいう「Check(検証)」が機能していない状態です。
そこで僕が実施したのが、情報収集の時間そのものを限定するという「改善(A)」でした。
2. 「15分ルール」で検証を高速化する
僕が始めたのは、情報収集の時間は「15分まで」と厳しく制限するルールです。
このルールを設けると、「与えられた時間の中で、最も重要な情報だけを見つけなければならない」という強い意識が生まれます。すると、必然的に情報の取捨選択のスピードが上がります。
この15分の間に、僕は「複数のサイト」の情報を確認します。そして、「違うサイトでも同じ内容が書かれている」という客観的な事実をもって、その情報が信憑性が高いと判断するんです。
3. 作業時間を最大化する最強マインドセット
この「15分検証ルール」を続けた結果、僕の行動は劇的に変わりました。
情報収集に費やす時間が短くなったことで、残りの時間を「ESを書く」「資格の勉強をする」といった実際の作業(Do)に多く振り分けられるようになりました。
この行動の変化こそが、情報収集のPDCAを回したことによって得られた最大の成果です。
情報収集の改善(A)を繰り返すことで、大学生活のあらゆる局面で「真に必要な情報だけを、最速で手に入れる」という一生モノのスキルが身についていくはずですよ。
情報の取捨選択を正確に行い判断し、大学生活だけでなく就職活動や自分の人生も良い方向に進んでいけるように日頃から意識してみてください!
そして情報収集力をスキルに変えたら「今後の人生設計」に活かすのがゴール
➡大学生の未来を変える戦略はこちらで最終確認!
まとめ
- 大学生の「情報の溺死」を防ぐPDCA効率化術。
- 就活・授業で差がつく情報の「計画」「検証」を徹底解説。
- 別のバイト先での失敗から学んだ、情報源の選定軸を公開。
- 情報収集を15分に限定し、作業時間を最大化する最強スキル。


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