大手企業ファストフードチェーン店マクドナルド。そんなマクドナルドの現役クルーである僕が実体験をもとに、マックのバイトは「神」か「地獄」か、徹底解説していきます。
きつさと同時に得られる学びや魅力を嘘なしで暴露していきます!
これを読めば、マックバイトの大変さ・乗り越え方・得られる成長まで具体的にわかります!
「マクドナルドでバイトしてみたいけど実際どうなんだろう」「マックって忙しいのかな、、」
このような不安をお持ちの方は必見です。
マックバイトは「神」か「地獄」か:現役クルーが語るリアルなギャップ
マクドナルドのバイトって、SNSでは「神バイト」と言われることもあれば、「地獄バイト」として様々な意見が飛び交っています。
実際のところはどうなのか──現役で働いている僕の感覚を正直に言います。
どちらかというと“地獄”です。
理由はとてもシンプルで、とにかく一日に来店されるお客さんの数がものすごく多いです。
午前中に来たのに、午後にもまた顔を出す常連さんがいるくらい、フロアもドライブスルーも常に動いています。
ピークタイムともなると、次から次へとオーダーが入って、気づいたらもうこんなに時間経ってたの、、、なんてことも珍しくありません。
ただし、「地獄」とは言っても、一人で全てを抱え込むような状況ではないです!
1回のシフトに入るクルーの人数は比較的多めで、ポジションごとに役割が分かれているので、一人ひとりの仕事量は想像より重くないのも事実です。
学生や同世代の仲間が多く、声を掛け合いながら仕事を進められる環境はむしろ働きやすい部分でもあります。
つまり、マックバイトは「めちゃくちゃ大変」なのに「仲間と一緒なら乗り越えられる」という不思議なギャップを持った職場となっています!
これからお話しするのは、その“地獄といわれる瞬間”と、そこから自分が感じたリアルな学びです。
バイトするならまずは面接対策から!面接でのコツや事前にリサーチしておくべき点などを徹底解説したバイトの面接で失敗しないコツは➡こちらで解説しています!
現役クルーが告白!マックバイトが「地獄」だと感じる3つの瞬間
マックのバイトをしていると「地獄だな…」と感じる瞬間が沢山ありますが、代表的な3つの例を挙げてみました。
まず1つ目は、一生消えないモニターのオーダー。特に新期間限定商品やハッピーセットなどの目玉イベントは店内レジ・モバイルオーダー・セルフレジから一気に注文が入ります。
そしてひとつのモニターに次々とオーダーが積み上がっていきます。そしてそのオーダーも大量注文などの時間がかかるオーダーが重なると処理が追い付かなくなります。
消しても消しても新しいオーダーが出てくるので、まさに“終わりのない地獄”です。
2つ目は、ゴミ箱が秒でパンパン問題。昼ピークやスナックタイムになると「ちょっと小腹が空いたから…」とお客さんが一気にご来店。
マックの食事は単品での商品で満足度の高い商品が多く、回転が早いので、とにかくゴミの量が増えます。
さっき替えたばかりのゴミ箱が数分で満タンになることもあり、その度に裏へ運ぶのは正直しんどいです。帰ってきてもオーダーが止まってないのは日常茶飯事です。
そして3つ目が、夏のポテト地獄。ポテトの前は年中暑いのですが、夏は本当に汗が止まりません。昼ピークになると、ほとんどのお客さんがセットを頼むのでポテトは常にフル稼働。
油の熱気に包まれながら延々と揚げ続けるのは、経験者なら誰もが共感する辛さだと思います。ポテトが無くなった際の補充は冷凍庫へ行くため、そこが唯一の休憩スポットです。
このようなピーク時間をなかなか抜け出せず、退勤時間や休憩時間が送れるなんてことも、、
ですが僕がクルーとして働いていく上で身につけた「頑張り残業」を無くすPDCAは残業ゼロのノウハウ➡こちらを読んでみてください!
それでも僕がマックを「やめない理由」:3選
正直、マックのバイトは地獄のように忙しい瞬間があります。それでも僕が辞めずに続けているのは、マクドナルドでしか得られない成長や良さがあるからです。特に1つ目は続ける最大の理由です。
その1つ目は、ピークを乗り越えたあとの達成感です!マックの業務は、確かにピークタイムが地獄の戦場になります。
怒涛の来店ラッシュで本当に嵐みたいな感じですが、その時間を全員で乗り切った後の静けさは何物にも代えがたい格別の達成感があります。
僕がこのブログ全体で皆さんにお伝えしている「PDCA戦略」もまさにこのピーク時間をこなしていく中で培ったものです。
「P(計画)」ピーク前にポテト、塩、カップや紙袋などの全ての準備と補充、マネージャーを中心にクルーのポジションの配置の確認。
「D(実行)」怒涛のオーダーを処理する中で、即座に判断し、行動につなげます。
「C(評価)」ピークが過ぎた時間に「あの時、〇〇の作業が遅れていた」「ここ注意しないと入れ忘れが起こりそう」と具体的な反省点を洗い出します。
「A(改善)」そしてその反省点を次のピークに活かすのです。
マクドナルドで働くとこの「PDCA戦略」が無意識に身につきます。それはピーク時間の長さとピーク回数の多さが他のバイト先に比べるととても多いからです。
そしてこの「PDCA戦略」は社会に出たときにとても役に立つと働いていて感じるのです。このように、マックの現場はPDCAサイクルを高速で回す最高の訓練所です。
この経験が大学生活や、ブログ運営にも生かせる普遍的なノウハウになっているからこそ、僕は今もマックでバイトを続けています。
2つ目は、マクドナルドの特徴でもある学生が多いというところです。一緒に働いていく中でやはり歳が近い学生が多い職場は働きやすいと思います。
マックはピークを個人の力だけでは絶対に乗り越えられません。
その中で学生などの歳の近い仲間が多く、コミュニケーションがとても取りやすい環境であるためピーク時間にも良い意味で気を遣わずに動いたり指示を出し合ったりできます。
同世代が多いという強みが、声を掛け合い、支え合いながら進むからこそ成立するマックバイトの良さです。
そこでまた親しい友人ができたり”マックラブ”とささやかれるマック内恋愛が起こるなんてことも、、?
夜は大学生のみで「クローズ作業」なんてこともあるため仲の良い職場なのはバイトをする上でもやめない理由の大きな要因となっています。
そして3つ目は、大手企業の仕組みを「生きた勉強」として理解できるからです。
「どういうこと?」と思うかもしれませんが、多くの大学生は、大手企業やビジネスの仕組みを座学で学びます。
しかし、僕がマッククルーとしてバイトを続ける3つ目の理由は、ここが「大手企業のビジネスモデルを内部から観察できる最高の学び場」だからです。
マックはただハンバーガーを販売しているだけでなく、「どうすれば全国どこでも同じ品質を、同じスピードで提供できるか」という極限まで効率化された組織運営システムで成り立っています。
サプライチェーンの最適化、新人でもベテランでも通用するマニュアルの作り方、多様なクルーを動かすマネジメント手法。
これらは僕たちクルーが普段回しているPDCAサイクルの巨大な応用版です。カウンター業務1つにとっても、なぜこのレイアウトなのか、なぜこの動線なのか、全てに理由があります。
単なる「家から近いバイト先」ではなく、「将来、ビジネスパーソンとして成功するための、生きた教材」だと捉えることで日々の作業の意味が全く変わってきます。
この視点を持つことで、バイト経験が就職活動や将来のキャリアに直結する、独自の強みになるのです。
そして、この「大手企業の仕組みを分析する力」こそが、今皆さんが読んでいるこのブログを支える土台です。
読者のニーズを分析し、最適なノウハウを設計・提供するPDCA戦略は、全てマックの現場で培ったものです。
大変さの裏にある「成長」と「楽しさ」。これがあるから、僕は今もマックで働き続けているのです。
➡マックのバイト面白そうかもと感じた方は「マックバイトの向いている人と向いていない人の特徴」をこちらの記事で暴露しているので是非読んでみてください!
【結論】地獄を乗り越えた現役クルーから:バイトを検討中のあなたへ
ここまで読んで「マックって大変そう…」と思った人ももしかしたらいるかもです。
実際、忙しいのが苦手な人や油のにおいがどうしてもダメな人には、僕からしてもあまりおすすめはできません。
ピークの忙しさやポテトの熱気は体力と精神力が必要です。でもその一方で、忙しさを楽しめる人や仲間と一緒に頑張るのが好きな人には、マックはすごく向いていると思います!
同世代が多いので仲良くなりやすいし、その日の勤務を終えたときの達成感は格別です!
僕自身も「暇すぎるのは嫌だな」と思うタイプなので、時間が一瞬で過ぎる環境はむしろ心地よかったです。
正直に言えば、現役クルーに「おすすめのバイトは?」と聞いてマックと答える人はそんなに多くないと思っています。それくらい大変なのは事実です。
ですが、そこで得られる経験は確実に自分の力になります。効率的に動く習慣や仲間と協力する大切さ、そしてピークをやり切った達成感。
これらは僕にとって、社会に出ても絶対に役立つ財産だと感じています。
これからバイトを何にしようか考えているあなたにこの記事を読んで頂いて少しでも「マック楽しそう!」と思って貰えたら幸いです!
大変さを超えた先の成長に価値を感じられるなら、マックはきっと最高の経験になるはずです。
まとめ
- マックバイトの地獄の瞬間と乗り越え方
- ピーク後の達成感や仲間との協力体験
- 忙しさを楽しめる人には得られる成長が大きい


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