「僕は、マックのバイトを頑張りました!」このフレーズ、正直面接官は聞き飽きています。
学生時代に力を入れたこと、通称「ガクチカ」アルバイト経験を語るのは有効ですが、ただの「頑張り」をアピールしても評価はされません。
なぜなら、企業が本当に見ているのは、あなたが課題をどのように見つけ、どのように解決したかという「論理的な思考プロセス」だからです。
この記事では、現役マクドナルドクルーである僕自身のバイト経験を、ビジネスの基本フレームワークであるPDCAサイクルに当てはめ
最強のガクチカフレーズ言語化する方法を徹底解説します!
この記事を読めばあなたのバイト経験が、他の学生とは一線を画す「選ばれるガクチカ」に生まれ変わります!
ガクチカで「PDCA」が問われる理由とマックの意外な関係
就活の面接で必ず聞かれる「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」。多くの大学生が部活やサークル、ゼミ活動を答えることが多いと思います。
いざ話してみると「何を頑張ったか」だけで終わってしまい、面接官に刺さらないことも少なくないですよね、、
実は企業が知りたいのは、結果そのものではなく「どのように課題を見つけ、行動し、改善して成果に繋げたのか」というプロセスです。
そこで重要になるのが「PDCA思考」です!
Plan(計画)▶︎Do(実行)▶︎Check(評価)▶︎ Act(改善)
この流れを回せる人材は、どの会社でも重宝されやすいです!なぜなら仕事は一度で完璧にできることは少なく、失敗から改善し、より良い形に仕上げていくことが日常だからです。
一見、就活と関係ないように思えるアルバイト経験も、実はPDCAを学ぶ絶好の場となっています!
特にマクドナルドのように世界中で共通の仕組みを持ち、効率化や改善を徹底している職場は、PDCAを高速で回すトレーニングの場そのものだと働いていて感じます。
実際に僕も、マクドナルドで働き始めた頃はマニュアルの多さに苦戦しました。
マニュアルの多さを感じると同時にどうしてマクドナルドは全世界に広まり、ファストフード店のトップとして今も君臨し続けているのかがわかります。
気になる人はぜひ1度マクドナルドでバイトを始めてみてはいかがでしょうか!
現役クルーの僕がバイトの面接でのコツを
➡こちらで徹底解説しています。中にはマクドナルドで実際に聞かれる質問も隠れているかも、、、?
マクドナルドの現場では途中でポジションを抜けて別の作業を担当することも多く、臨機応変な対応が求められます。
最初はうまくできず戸惑うこともありましたが、トレーナーの話をよく理解しようと努め、積極的に覚えようとした結果、本来のポジションにも素早く戻れるようになりました!
こうした工夫の積み重ねが、仕事をスムーズに進める力につながったと感じています。
マックのオペレーションはPDCAの塊!「QSC」を回す裏側の仕組み
マクドナルドで働いたことがある人なら、一度は「QSC」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか!
これは Quality(品質)、Service(サービス)、Cleanliness(清潔さ) の頭文字を取ったもので、マクドナルドが世界中の店舗で大切にしている基本方針です。
この3つを守ることが、店舗運営の土台になっていますでも実際に働いてみると
このQSCは単なるスローガンではなく、毎日のオペレーションの中で自然と商品の品質を一定に保つために「PDCAサイクル」を回す仕組みになっているんですよね。
計画(Plan)があり,
実際に作って提供する(Do),
その出来を確認して(Check),
問題があれば改善する(Act)接客や清掃においても同じようにPDCAが回っています!
僕自身、実際に働いている時にQSCを意識して改善したことがあります。僕が最も改善出来たのは「Quality=品質」の部分。
僕は揚げたてのポテトが一番おいしいと思っていて、毎回自分が食べる時は注文しています!クルー側になってもその状態でお客様に食べていただきたいと考えていました。
そこで、列の混み具合やオーダーの数を見ながら、なるべく揚げたてが提供できるようにポテトを揚げるタイミングを工夫しました。
その結果、提供のスピードを落とさないまま品質を保てるようになり、お客様に揚げたてのポテトを提供することが多くなりました!
もちろん、毎回毎回揚げたてのポテトを提供することは難しいですがこうした小さな工夫の積み重ねが、まさにQSCを通してPDCAを回している証拠だと思います。
皆さんはバイトの退勤時間が定時で終わらなかったり休憩時間が遅れたりなんてことありませんか?PDCAの力を借りれば皆さんが悩む「頑張り残業」ともサヨナラです。
➡退勤時間を遅らせない時間術はこちらを見てみてください!
私が「爆速PDCA」を身につけた瞬間:現場で挑んだ3つの改善エピソード
アルバイトをしていると、最初はただ「教わったようにやる」だけで精一杯です。僕も最初はそうでした。しかし仕事を続けていくと、少しずつ「どうすればもっとスムーズに進むか」
「お客様にとって気持ちのいいサービスになるか」を考えるようになりました。
ここで自然に出てくるのがPDCAの思考です。
計画を立てて(Plan)、実際に行動して(Do)、その結果を振り返り(Check)、改善して次に活かす(Act)。
このサイクルを意識せずに繰り返すうちに、成長のスピードが一気に早くなることを実感しました。
僕自身も、現場でいくつかの改善を重ねてきました。「品質(Quality)」では、上記の通り、ポテトの揚げたてをなるべく多くのお客様に提供することですが、
それ以外の例も実際に見てみましょう!
「スピード(Service)」では、ドリンクを作るときに隠れていました。マックのドリンクはほとんどが機械のボタンを押せば自動で液体が注がれる仕組みとなっています。
そのボタンを押してからカップに液体が注がれているあの数秒間。その数秒間に他の作業を同時進行しました。
1番よく行っているのは、1番時間の掛かるドリンクを作りその間にボタンを押すだけのドリンクの作成。注いでいる最中に注ぎ終わったドリンクに蓋をして次の作業に移る。
この繰り返しによって全体の効率がすごく上がり今では体が勝手に動いてます!
さらに「サービス(Cleanlinessを含む)」の部分では、お客様が食べ終わったトレーをそのまま受け取り、帰りまでスムーズに動けるよう心がけました。
マクドナルドの商品はほとんどが紙かプラスチックで包まれています。そのため食べ終わったトレーはとても軽いです。
短時間に多くのお客さんの食べ終わったトレーを回収することができ、お店の回転がとてもスムーズになります。
小さな工夫ですが、お客様に「気持ちよく食事を終えてもらう」という体験価値につながったと思います。
こうした改善を重ねる中で、僕は自然とPDCAを高速で回す感覚を身につけることができました。これこそが、マクドナルドの現場で得られる大きな学びだと感じています。
このPDCA思考は就活や授業の情報収集でもマジで役立ちます!
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【応用編】マックのPDCAを「ガクチカ」で言語化する最強フレーズ
就職活動の面接で「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を聞かれたときただ「このようなことを頑張りました」「この経験によって成長しました」では少し弱いです。
大事なのは一貫性のあるフレーズで、自分の努力を“筋道立てて伝える”こと。
特にマックのバイト経験は、オペレーションや改善の積み重ねが多いので、PDCAの枠組みに落とし込むと非常に強力なエピソードになります。
マクドナルドに限らず、他にも皆さんがされている忙しいバイトはたくさんあると思います。
そのようなシチュエーションの時にどのように考え行動し、何を得たかを考えてみてはいかがでしょうか!
おすすめは、以下のようなフレーズです。
①「課題を発見し、自分なりに工夫して改善を繰り返した結果、現場の効率とお客様満足の両方に貢献できました」
② 「目の前の仕事をこなすだけでなく、どうすればもっと良くなるかを考え、改善と実行を続けました」
③「与えられたマニュアル通りに動くだけでなく、状況を見て柔軟に改善を重ねたことが成果につながりました」
これらは単に経験を話すだけでなく、「自分はPDCAを回せる人材です」とストレートに伝える“型”になっています。
僕自身、マックで働きながら自然とこのような考え方を身につけたので、そのまま言語化すれば面接でも自信を持って答えられるなと感じます。
実際に僕自身が工夫したことの一つに、③の部分です!コンディメント(ストローやソースなど)をあらかじめ揃えてカウンターに出しておくという行動があります。
マニュアルにはない取り組みですが、オーダーごとに直前で探すよりも、あらかじめ準備しておくことで提供スピードが大きく変わりました!
その結果、他のクルーもスムーズに取り揃えができ、商品を数秒でも早くお客様に提供できるようになりました。こうした工夫を言葉にすると、例えば面接ではこんなふうに表現できます。
「マニュアル通りに動くだけでなく、自分なりに改善点を考え、行動に移した結果、現場全体の効率化につながりました」
このように具体的な行動を「改善 ▶︎実行 ▶︎成果」という流れでまとめれば、単なるアルバイト経験が就活でも自信を持って話せる“最強ガクチカ”に変わります!
また、PDCAはガクチカで終わらせず、人生設計に活かすのが大事です!
➡大学生の未来に繋がる人生設計の記事はこちらから!
まとめ
- ガクチカはPDCAで言語化すると協力
- マックは改善と効率化の最適場所
- 就活で使える最強フレーズを紹介
- 自分の経験を成果として伝えるコツがわかる


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